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チームリーダーの最も重要な責任の一つは、組織の目標を支える仕事を正しく優先できるよう、チームメンバーを支援することです。とはいえ、言うは易し行うは難し。現実を見れば、チームは常に膨大な数のプロジェクトに同時並行で取り組んでいても、そのすべてが優先度が高く、インパクトのある仕事というわけではありません。では、優先度の低い細々した仕事を脇に置き、全員が限りある時間とエネルギーを有効に使えるようにするには、どうすればいいでしょうか。Asana では、同じビジョンをチームで共有し、目標を戦略と実践につなげることが出発点だと考えます。言い換えれば、「見える化のピラミッド」からそれは始まるのです。
初めにお話ししておくと、「見える化のピラミッド」は Asana の機能ではありません。でも、Asana をしばらく使っていれば、一度や二度は耳にしたことがあるはずです。
Asana では見える化のピラミッドを、毎日の業務を戦略的目標につなげ、組織の全員が自分の仕事が会社のミッションにどう貢献するのかを理解できるようにするフレームワークと定義しています。言い換えれば、どのタスクもプロジェクトに結びつき、そのプロジェクトは多くの場合ポートフォリオに属し、それはさらに会社のミッションを支えるゴールに結びついていなければなりません。Asana では今年の前半に「ゴール」をリリースしましたが、実はそれがお客様のための「見える化のピラミッド」を完成させる最後の仕上げだったのです。
見える化のピラミッドを組織全体に取り入れることで、個人、チーム、部門すべてにわたって明確で完全な連携システムが築かれ、よりよい決断を下し、大きなインパクトをもたらす仕事を優先できるようになります。
Asana で見える化のピラミッドを構築することで、目標をチームの仕事に、実際に仕事が行われている場所で直接結び付けることができます。進捗があったとき、別途スプレッドシートやスライドデッキをアップデートしなければ、という心配はありません。すべてはつながっていて、リアルタイムで記録されます。これにより、目標の追跡や達成がより容易になり、ビジネスのニーズの変化に応じて、優先順位を切り替えられます。このほかに、多くのお客様から寄せられたメリットは次のとおりです。
優先度の設定やリソースの配分をめぐる部門間の摩擦が減る。
変更が起きても、イニシアチブを目標に合わせて調整するために時間がかからない。
進捗に関するタイムレポート、成果の確認、仕事の重複の特定、リスクのある仕事の軌道修正がしやすくなる。